【加古川市】絶景!歴史を感じながらのおすすめハイキングコース
今年は新年より晴天で、初日の出もバッチリ見れましたね~
加古川で有名な初日の出&山登りスポットといえば、「初日の出は高御位山へ!さて、お天気は?」でご紹介した高御位山ですが、その近くにある城山もオススメですよ!晴れの日が続いていたので、登ってきました。
「志方の城山」は、わがまち加古川60選のひとつです。無料駐車場がふもとにあるので、そこに車を停めて、出発。
こんな感じの綺麗に整備された山道です。この時期は落ち葉がいっぱいですね。山・・・ですが、竹が多く、竹林!?とも感じるスタート付近。
しばらく進むと、別れ道があります。城山旧道or新道。新しい方は、整備された道なので、ウォーキングコースとして、人気です。犬の散歩で日常的に来られている方何名かに出会いました。ここは、あえて、旧道のコースをレポートしたいと思います。上の写真、右側に黄色と黒のトラロープがあるのをおわかりいただけるでしょうか。ロープをつたって登ります。
ロープの後は頂上までの最短ルート、クサリ場コース。ですが、山の雰囲気も味わいたかったので、クサリを使って岩を登らず、ロープの後は旧道に沿って登って行きました。舗装されていないものの、歩いて登る道はしっかりあります。左右に気をつけながら、進みます。
このような山道約500メートル。途中、「あと○○○メートル」と矢印と共に表記がされていたので、迷うことなく、安心して進むことができます。
新道コースと合流してからは、このような階段状になった山道です。
「空のこみち」の看板を見つけたので、矢印の方向に進んでみると・・・
!!!
このパノラマです!志方町です!(※頂上ではありませんが、絶景、一押しスポットです)志方の城山、名前の通り、お城があった場所なのです。播磨国守護・赤松氏範によって築かれた中道子山城跡(ちゅうどうしさんじょうあと)です。
山頂に近付くにつれて、城跡を感じる立て札がいくつもありました。大手門・二の丸・三の丸・城門・・・
遺構がこんなにもしっかりと残っており、わかりやすく立て札まである城跡はなかなか珍しくないですか?!
こちら、櫓台。しっかりと石垣の跡がわかります。
山頂まで約50分。登頂者記帳箱がありますよ。記念に残すのもいいですね。
赤松城跡、本丸跡地にやってきました!(山頂)広いです!見渡せます。
山頂からの絶景が次の写真。
景色を見渡せる絶好の場所にベンチがあります。山頂に辿り着いた喜びときれいな景色に思わずホッと一息、してしまう、そんな場所です。城主を想うと、ここからだと敵の陣形を山上から把握しやすい最高の立地だったことでしょう。
本丸跡付近には、「歴史の小径」があります。こちらに進むと、城門跡や掘割りを巡ることができ、八十八か所石仏と合流して下山道に出ることもできます。こんなところで四国八十八か所のお地蔵さんに出会えます。
帰路は新道の舗装された道を下山。志方町、真冬には雪が降り、足元が凍る日がありますが、晴天が続くこの時期、ハイキングにもってこいのオススメスポットです。良い運動になります。季節によって暑すぎたり、虫が多かったり、足元がゆるくなっていたり、山登りは天候に左右されますが、この時期、何人もの方が登っていましたよ。(猛暑の真夏にはほとんど人に出会うことがありませんでした)
すれ違いざまに挨拶するのって気持ちいいですよね。旧道にチャレンジしたい方は、スニーカーではなく、トレッキングシューズを履いて行ってもよいかもしれません。
この絶景、まだ感じたことのない方は歴史を感じながら、ぜひ一度登ってみてください。
城跡としても、ハイキングスポットとしても自慢できる加古川の名所、志方の城山はこちら★
(さんマ)